泥舟…?
怒涛の夏期講座が終わり、2学期が始まりました。私の校舎の夏期講座は、というと。○夏期講座を受けに来てくれた生徒数→過去最高 (自慢っぽくいうと、私がこの校舎に移る前のほぼ2倍まで生徒が集まるようになりました)○夏期講座から2学期も続けたいと言った生徒数→会社の目標達成★ (でも獲得率的にいうとそれほどよくありません ^^;)こんな感じです。結構好成績でしょ?きちんと会社から提示されている目標はクリアしてるんですよ♪なのにぃ・・・この会社、「泥舟」かもしれません。調子のいい校舎は、私の住んでいる地域にある校舎の中でうちだけなんです。しかも他の校舎は、目標に数名足りない…とかいうレベルではなく、ビックリするくらい未達。私はただ「先生」がやりたくてこの会社に入りました。「先生」ができればそれでよかった。私が入った当時、うちの塾はとてもイキオイのある塾でした。決して大きな塾ではないけれど、生徒数が伸びて、実績も上げて、当時の部長が言ってた大きな大きな目標も夢じゃないのかも、なんて思っていました。ところが、その部長は今年の3月、会社を去りました(詳しくはこの日記)新しく来た部長のもと、新年度がスタートしたものの結果はどん底。うちの会社の今の考え方、私は好きじゃありません。確かに私たちのお給料は生徒達の授業料からいただいています。だから生徒数を確保しなくちゃいけない、それもわかっています。私はその責任は果たしているはず。なのに「もっと人数を取れ」と言わんばかりの政策の数々。私は「通ってください」と頼んで生徒に通ってもらう塾は価値がないと思う。生徒が自分の未来を変えるために、「通いたい」と思って通うからこそ結果が伴うのに。そういう考えの私、間違ってるのかなぁ…でも私が思うに、会社の調子が悪くなり始めたころから、社員が「先生」なんだか「営業マン」なんだかわからなくなってた。私は今でも部長に多少歯向かいながら、「先生」でいようとしています。目標達成しているから、部長もあまり厳しくは言ってこないけれど、多分扱いやすい部下ではないでしょうね(苦笑)だけど、もし、会社から「営業マン」的な要素を強制されるようになったら、私はこの会社を自ら去ろうと思います。民間企業とはいえ、私たちは教育に携わる者。子供達は「お金」じゃない。私という先生を必要としない子どもに「通ってもらう」ために存在する塾なんて価値がない。それに気づかず、どんどん生徒数が減っているうちの会社。泥舟、なのかもしれないな……そんなことを思う今日この頃。まぁ、私は今目の前にいる子供達と、精一杯頑張るだけですけどね。