ツレがうつになりまして。
やっと、本当にやっと読みました、 ツレがうつになりまして。発売当初から気になりつつも、実際目の前では自分の母が6年もうつ病と戦っているので、それと重ねあわせた時、どう感じるのか。色々な迷いがあり、結局読まずに今まできました。でも先日、チャンネルをぱちぱち変えていたら、再放送中のツレうつが映りました。結局それも、複雑な思いがこみ上げてきて、すぐにチャンネルを変えました。でも、コレじゃ私も何も変われないなと数日迷い、気合を入れ直し、本探しを開始しました。近所の図書館では貸し出し中の上予約待ち今度は実家近くの図書館を探すと、あっさりと発見早速読んでみました漫画なので、あっさり読んでしまいました。一時間ぐらいあれば読めちゃうかも。母が6年間うつである私の感想は…うつってとても暗い辛い病気でしかないと思っていました。時々「死にたくなる」と電話をしてきたり、「もう私アカンねん」が口癖になり、どんな新しい所へ連れて行こうとも感動できず、具体的な趣味を勧めても動くことをせず、私もとてもしんどい時期がありました。でもこの本、うつを題材にしているのに、笑えるんです。とても暗い話題のはずなのに、笑えるんです。それがとても新鮮で、「こんな目線もあるんだな」とか、場面場面で「あ~、うちも同じことがあったな」ってうなずくことも出来ました。もしかしたら、患者さんの家族や周りで支えてる方が読む方が気が少し晴れる本かも知れませんね新たな視点を得られた気がして、結局読んで良かったかも。病状にとても波があるので、旅行に行けたり、テレビで笑えたり、孫を見て微笑んだり出来るほど良い時もあれば、奈落の底のにいるような言葉を発するときもありますでも諦めなければ、きっと晴れる日は来る、改めてそう感じさせられました本音は早く治って欲しいに違いないのですが、この病気で考えられるようになった事はたくさんあるのかも。私も、これからも支えられるように心に余裕を持てるように、頑張りたいと思いましたコレも探してみようかな♪