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生きているのに僕らはいつも死んでいくだけだ
終わりに向かうだけの生に抗うことはできず 普通という鎖に拘束されたまま 個性なんてものは一部の人間にしか発揮されず 数多の個性は張り付けにされた街路樹と同じ 見せしめの晒し者だ 今という一瞬さえ失っていくだけなのに どうしてそんなに笑っているのか 君は幸せなのか 僕はもう考えたくない なにも知りたくない 何も感じたくない 痛いことにも飽き飽きして自傷も意味を失う 眠れぬ夜の時間はゆらゆらとさ迷う陽炎みたいだ 何も楽しくない生きているのはこんなに苦しいのに 何故人は生きていくのだろう 何か成し遂げたいのか? それに意味はあるのか 繋がる命のサイクルは紡いだらそれまでか 終わらない輪廻に縛られて 何周めの世界なら僕は笑えるのだろうか もう自分を壊さずにすむのだろうか 明日がこなくてもいいと 僕はなげやりになった気持ちで布団にくるまる 明日さえなかったらいいのにと 明日のために眠るのだ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018/06/10 08:34:59 PM
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