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季節柄に似合わない
冷たい風を浴びて 紫煙を巻いて闊歩する街 人々の視線が怖いようで怖くない 誰しもが抱えて曇った眼で どこを見ているかすら分からない 無下に歩く馬鹿が肩を掠めても 誰も気にしない 見て見ぬふり知らないふり 当たり前の崩れたモラルが 死んでいく ただ死んでいく 壊れた価値観で狂っていく 遅すぎた変則的な改革は よもや意味なんてないのに 争いばかり起こしてみて そんなに不幸になりたいのならば 他人を巻き込まずに 一人で逝きなよ 嘆く人が減ればいいと思う 僕もその一部である限り 共感しては荷を背負って 歩いていくのはとても辛いのだから 毎日ぼやけたルーティンに巻き込まれ 他人の感情に振り回されて 飽き飽きしている どうだっていい お前らの機嫌など知ったことではない 受け手の気持ちはいつだって無視だ 世間は噂話しか興味がなくて 他人事と平和に侵された脳で 何一つ共鳴などしないままで 悲しい辛い苦しい人の気持ちなど梅雨も知らず むしろそれを晒し者に 何が面白いのか理解しがたい お前らのいかれた遊びにはついていけない 正義感倫理観道徳的な人間は とても少なくなってしまった むざむざこんな所で死んでたまるかと 這いつくばって生きているのに 足蹴にされて潰れた雑草のように 朽ちてく心は壊れてしまいそう 吐き気がする冷たい風に晒されて あまくものみるゆめに覆われて 流せぬ涙の代わりとなれ雨が全て流せ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018/06/18 11:11:32 PM
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