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流れていく 赤い 赤い 体液が
伝う 揺れる 涙溢す目に その痛ましささえ伝わるか 呻き 苦しみ悶えて 一人壊れていく夜に 無駄にされた命の欠片を眺めた 切り刻む 何度も 何度も 強く 深く 言葉の代わりに 自分だけが知る 苦痛と悲しみを 誰にも見せず言わずとも 癒えぬ 痛みと 苦しみ 抱えて そうして 今まで生きてきたから 温かい体液が腕を伝い やがて冷たくなるまで 幾筋も 涙溢すように 溢れる血を眺めて 苦しみも怒りも悲しみも 全てこの痛みに代えて 流してしまおう 言葉で表すより 心がふらりと軽くなる 口を閉ざして 泣きもしないで 傷跡ばかり増えていく私を 貴方がしかめた顔で見て 理解しがたいと口にする ねぇ 見てなんて言ってない ただこの赤色が 私を救う 唯一 貴方よりも ずっと ずっと この痛みが 私を 救ってくれる 言葉に しないのが 何故なのか 教えても 理解できないと 貴方は はね除けるだけなら もう何も 伝えなくていいでしょ さぁ 夜が はじまりました 憂鬱な 昼間を 抜け出したら 赤く 赤く 痛くて 悲しい 安堵の 自傷を はじめましょう お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018/06/24 12:17:34 AM
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