Heart　of　sprouts 　　　

共感して感情揺らいだ

他人に合わせるつもりなんてなくても

いつの間にか世の倣えに沿って進んでる


自分だけの世界なら何も知らなくて良かったのに

そうやって現実逃避しても世界の時間は進み続ける


無くして初めて気付くものは多く

悔やむ事は先立たず

僕の足を絡めとるように

進めど縺れて僕だけ置き去りにされて


努めても学んでも次の一歩でまた掬われて

隣にいたはずの君の背が遠ざかってく


決まり事は守りなさい

周りと同じ生き方をして

他人と違うことをするのはおかしい、と

大人たちは僕に言い聞かせた


誰かと同じで居なくてはいけないのなら

僕は除け者になってしまうから


何で同じでなければ仲間はずれになるのかな

僕は僕で君は君なのに


何度も消すように壊すように

それでも隠しながら積み上げる核は

僕自身の中で

膨張して今にも破裂して

本当に壊れてしまう前に…


明日世界が終わらずとも

例えば明日自分が死んでしまうとしたら

僕は他人の色に染まり

埋もれたまま

オセロの一駒のまま

終わりたくはない


せめて自分らしさを捨てないように

それでも枠から出ないように

常に綱渡りの状態でも

明日は巡るから

ねぇ、教えてよ

僕は何色に見えていますか

君の瞳に映る僕は普通ですか