Heart　of　sprouts 　　　

少し弱い朝の日差しに目が覚めて

窓を開ければ吐息は白く

まだ夢見心地のまま

次の支度をしなくちゃ


暗い顔して歩いていくくらいなら

やめてしまえばいいのに


緩やかに穏やかにそれは歩を進めて

明日にでも今にでも襲いかかりそう


誰も逃げられない命の終わりに

気付かぬことも今を愛することもできずに

流れるまま逆らうこともなく

静かに静かにその時を待っている


記憶の中でしか生きられない

記憶の中だけでも生きていたい

一時的な選択肢は後悔するまで

過ちと気づけないなら


一番大切なものを

死ぬまで離さないでいて


何気ない朝も流れる日々さえも

愛しいと大切だと噛み締めて

諦めたくない夢や愛なら掴みとって

その日が来るまで後悔のない今を

誰もが生きれますように