Heart　of　sprouts 　　　

凍てつく闇にしんと佇む月

街並みは静かに朝を待つ

永遠はここにはないのと

君が呟く綺麗な横顔眺めて

肯定も否定もなく背に手を回す


愛だとか好いているとか

言葉並べて表現しなくては

伝わらないのならば

僕らそれまで ここまで おしまい


揺れる水面に吐き出す吐息は白く白く

永久は目の前に広がる自然と自然に


白紙に白色で絵を描くように

意味のないようなことも

視点を変えれば変わっていく感覚


研ぎ澄ませば無音にも音はあって


否が応でも明日は巡る

自然の摂理が生み出し

生物が決めた法則に則り

明日の夜にもう一度

月が見えたら

明日の夜は永遠の答えを君に


夢に揺れり人は悲しく

永久にと願うのは何故なのか

愛し哀しと感情を以て

紡ぐ未来は何度も層を重ね

地を生み出すように

新たな世界を生む

月が次があるなら

揺れる揺れる夢に