Heart　of　sprouts 　　　

ようこそ不似合いな場所へ

踏み入ったら最後出られない

汚れて屈辱を味わうだけ

舞台に立たされて一人きり

演説の真っ最中

観客は終始ブーイング

完全アウェイな世の中さ


路地裏に転がるとか

今時Vシネマでもクサすぎる

アングラな夢見心地目覚めたら夜の迷子


不安定が安定か

余所見して生きていたら

ゴールは見えないから

足元ばっか見てないで

自分らしく生きれる者が

最後まで自分を貫けるのさ


辛いときは辛いと口にだして

悲しいときは無理矢理でも涙を流せ

吐き出せないままじゃ心が濁って

明日さえぼやけてしまうから


目覚ましに起こされるよりも

目覚ましより早く飛び起きて

朝から勝った気になれるくらい

サティスファクションしたいでしょ


また夜の街に繰り出せば

ごみ溜めの中を闊歩するように

汚物の群れを避けて進め

明日のために今日を生きるのだ

今日は明日のための生け贄になる


眠れなくてもいいよ

薬なんて頼りにならない

言い聞かせてもプラシーボは

所詮ただの役立たずね


もう一回聞かせて

声が小さくて遠い

脳内で響く声のが五月蝿いから

もっと私に聞こえるように言って

言って頂戴な


踏み込めば奈落のような

真っ暗な世界がこちらを覗き返す

明日になったらまた今日の僕に出会う

それは本当に僕か

それとも化け物の方か

いずれにせよわかっているのは

明日も地獄行き