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ずっとずっと待っていたような気がするんだ
どうしようもないほどの高揚感 雨が降って足元はびしょ濡れでも 夜道に人混みに消し潰されそうでも なにかが見えたそんな気がしたんだ 生ぬるい外気温に訪れを感じる 乾いた風が肌を撫でる 路地裏で鬼ごっこをしよう 空から天使が降ってきそうなこんな夜には 血生臭いな腕には滴る生の象徴を 言葉は薄っぺらくて 全てを伝えきれた試しがない 最終的に判断するのは他人じゃないよ 自分が逃げたいときに覚悟はできてるか それだけ追い詰められてとった 曖昧模糊な羅列する言葉たちには どうしたって誰にも理解などできないんだから ずっと待っていた気がするんだ こんな日がくることを 愛してやまないと繰り返し心で噛み締めて 朝焼けよりも夕暮れを愛しているように 正反対の感情だって鏡の向こうでは 真っ直ぐに見えているはずさ 逃避行だって馬鹿にされてしまうだろう やがて終わる世界にはまだ僕は 決定打を決めるには早すぎるだけだ この身体はもう置いていくから 僕は愛せなかっただけだ 僕が許せなかっただけだ この街の一角で起きる不吉に 覚えておくにはあまりに 痛烈過ぎるだけだ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019/04/02 10:26:39 PM
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