Heart　of　sprouts 　　　

霧の中をただひたすら進むように

目標も終わりもなく

歩くたび身体は傷だらけになっても

厭わず歩き続けて

そんな風になってまで

何になりたいんだろう

色んな道があったはずなのに

自分で諦めて

結局何処へも行けなくなって

逃げる場所も分からなくなった

いまは果てのない一本道を

ひたすらに何も考えないで

歩いている

気付いてしまったら歩けなくなる

自分の傷に触れてしまえば

壊れてしまいそうで

何も分からないふりをする

感情的になってしまえば

きっと泣いてしまうだろう

怒って拗ねて歩くのをやめてしまうだろう

立ち止まったときに何度も繰り返し

歩き出せるかなんてわからないから

なるべく自分のことは考えないようにして

誰かのことを考えてみる

誰かのためになることをしてみる

だから私は優しくなんてないんだよ

ただの臆病だから

いつまでたっても自信ないままだな…。