カテゴリ:カテゴリ未分類
真っ暗 暗闇 真夜中の部屋で
ブラウン管 テレビから流れる 明るい音楽は酷く不釣り合い 平衡感覚を失って傾いていく 眠れないのは慣れたけれど 朝が嫌いになった このままずっとこうして 暗闇の中安っぽい音に溺れて ぼやけていたい 灰色の日々が古めかしく ポラロイド写真のように 脳の一面に張り付いて 喉が渇いて声も失くした 楽しいことだけ 気持ちいいことだけ 笑えることだけ していようか 何も笑えなくなるまで 何も感じなくなるまで 悲しいことも 苦しいことも 辛いことも感じないように この黄色のラインを一歩踏み出せば 全てが終わってしまうのならば 高い景色から真っ逆さまに 下降していくのを感じながら 肉を裂いて血を流しながら恍惚しているのは 色を失った日々に生を感じたいからなのか もっと自分を愛せたのなら もっと大事にできたのだろうか? いつ選択肢を間違えてしまったのかなんて そんなの最初からだって知ってる 認めてほしいくせに拒否されるのが怖いから 自分を晒け出せなかったなんて 所詮弱虫の捨て台詞 いつまでも逃げられるほど この世界は広くはないみたいだ 何か間違えてしまったみたいだ 取り返しがつかないところまで… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019/12/11 12:48:36 AM
コメント(0) | コメントを書く |