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陽に当たらず真っ白な肌に
幾筋も走る赤い消えない傷 癒える前に重ねるように何度も上書きして 首を絞める手に力をこめて 意識を剥がすまで止めないで 例えこれが 終わりになったとしても 離れないで愛しているなら 大切になどしないで 壊してしまうほど全て暴いて 澄ます顔も崩れ怯える顔も全部見ていて 離さないで最期までぐずぐずになるまで 例えもう二度と会えなくなっても ずっと側で見ていて 遠くなる意識の中で 貴方だけを最後の記憶にしたい 自由なんてなくても 与えられるその全ての感覚に委ねよう 許す事が最大の愛なんて 誰が決めたのでしょう 四肢をもいで瞳を抉られても 声さえ奪われても それで貴方が幸せだというのなら 逃れられない鎖に繋がれたまま 暗い闇の中でも構わない 例え痛みだけが与えられようと 泣かないで 大丈夫だよ 何もないのなら 作ればいいんだから 例えいつか朽ちる命と知りながらも その終わりを握るのは貴方だから お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019/12/17 07:20:17 PM
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