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いつからだろう
思ったことも言えなくなって 理想を叶えることも諦めて 自分を捨てて生き始めたのは 個性は受け付けられない 狭く苦しいだけの箱庭で 負けたくない本当は けれど いつも気付けば こちらから折れるようになった 平等 とか 個々の個性を尊重 とか 言葉面ばかり美しくしても その下には嘘と欲にまみれた 汚泥のような社会の理 寄せ集めになった僕達は 命綱なしの綱渡りをしているようで いつも安心より安定を求めて きっとそこから 自分らしさを捨ててしまったんだろう 這いつくばって 床に頭をつけて謝ることも 罵倒されながらも生きていて なんのために? なんのためにこんなことをしているのか やりたくもないことをやって 笑うことさえ笑いかたさえ忘れて なんのためにこんなことをしてるの? 傷だらけになりすぎて 優しくされるのも痛いよ もういっそ 終わらせて 鳴りやまない電話の音に畏怖しながら 頭の中が今日も煩い 雑踏に目隠しをされて立たされてるような 色んな音が色んな声が 頭の中一杯に広がって うるさくてうるさくて眠れないよ ねぇ 僕の横で眠る君は 何を考えてるの 綺麗な何も知らない君を 傷付けるのはいつも 誰でもない僕だ なにをしてもいいと思ってる なにをしても許されると思ってるから 好きなのに傷つけて もうこれ以上なにも見失いたくないよ 本当はずっと変わらない日々を 過ごしていたい 夕焼けに落ちていく街を 窓越しに見つめながら 寝転んで微睡んでいた頃に 戻りたい 確かにあった永遠の瞬間を もう一度 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020/01/06 11:49:27 PM
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