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揺らめく波間に太陽を映して
風が凪ぐ君の髪を優しく掬う 空は綺麗な青色なのに 心は灰色のままで移ろぐ 優しい歌はいつしか飽き捨てられて 耳障りの良い流行に流されていく 変わることのない僕の気持ちを まるで全て無かったように塞いで 君の瞳が虹を映して幾ばくにも煌めいて 優しい淡い色が胸を焦がしても 言葉にしなきゃ伝わらないと知っていたけれど 繋ぐ指先に黙って力を込めてみただけ きっと届くことはない 泣いているみたいな笑顔で 僕を見上げて離れていくのは 引き留めようのない優しいお別れ 抱き寄せるほどの度胸もなくて いつも君にばかり我慢させて本当にごめんね 一人で傷つくのは慣れてるよ 感傷に浸ってもそんなのは自己満足 あの時離れた手を繋ぎ止められなかった それだけが酷く悲しい 愛されるだけ愛したいと思っても 愛している気持ちはどのくらい 伝わっていたんだろう 許されることはないとしても 君に何時までも愛してると伝える夢を見ては 何度も悔しくて胸に穴が空いたみたい 泣いても戻らないのに お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020/02/15 03:35:44 AM
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