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目に眩しい緑色が夏の始まりを告げるように
白い雪が冬の厳しさを伝えるように 燃えるような紅色が秋の寂しさを紛らわせるように 薄桃色の柔らかな頬が春を包むように 色と感情を言葉に乗せて私は書き記せるだろうか 言葉は無限の可能性を秘めている 誰かを励まし時には己を奮い立たせたり 誰かを傷つけ悲しませたり苦しませたりする 嬉しい事も辛い事も何にだってなれる言葉 言葉は救いの手となる事もあれば 言葉は時に呪いになる事もある 声に出して聞くものと 文字に目を走らせ読むものと 形さえも無限になる 語り手と聞き手では意味が異なることもある 同じ言葉でも感受性の違いで 違う言葉になる 意味さえもまるで無限だと私は思う 考えすぎてもいけないし 考えなさすぎてもいけない 言葉が多くても足りなくても駄目だ かといって簡潔に要点だけを纏めてみたら 中身が無いようにも捉えられてしまう 言葉は未知数の容れ物でもある これから先、記していくものには きっと意味はないだろう 誰宛でもなく覚書でもないのだから 今はまだ青く苦くて苦しい最中であっても 言葉はいつも傍にいる たった一言だけだとして 何かの気付きになれるなら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021/01/06 02:02:17 AM
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