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テーマ:家を建てたい!(9924)
カテゴリ:一戸建てを建てよう
バブリーな頃より愛用していた腕時計が壊れてしまいました。
今時ありえないような自動巻きの時計ですが、キチ○イじみた値段でした。 今の私なら絶対に買いませんね。 そんなことで落ち込みつつも、本日は施主検査でした。 あれだけ打ち合わせしたにもかかわらず、思いが通じていなかったりいろいろありますねえ。 結構、細かい傷とかそんな話に終始すると思っていたら、全然意図と違っているところがあったりして、一時は目の前が真っ暗になりかけました。 しかし、私のポリシー。 自分がパニクった時ほどポーカーフェースで攻める。 攻めるといっても、こういうときには相手もパニクって、かつびびっている。 責任追及はご法度。 あくまでも打開策を検討する。 キャンキャンほえまくったら負けです、たぶん。 本音では「数千万の借金を背負って、人生かけてんのにふざけんな!何十年もこの家で暮らすんだぞ!」と叫びたいその気持ちをぐっと抑え、怒りの気持ちを悟られないように、「なんか打開策ないでしょうかね。必要最小限のものは実費で(上乗せはさすがにだめよ、とやんわり牽制・笑)払うから、いいアイデア考えてよ。ベストが無理ならプロとしてベターな方法を考えてね!」というスタンスでお願いしたら・・・・・ 結構何とかしてくれましたね、しかも追加料金なしで。 今度こそこちらの意図が伝わったのか・・・・・ まだ最終的なものは判りませんが、少なくとも人と人が接したという大事な足跡を作りました。 というのは、建築の際、直接接する機会のない方が結構多いのですよね。 図面を通じて、設計士さんや監督を通じてしか接しなかった方。 直接顔を合わせ、会話をした後は、今度は「顔見知り」となります。 そうなるとかなり思い入れが代わると思います。 (例:近所で殺人事件が起こった。被害者は全く知らない人vs何度か挨拶したことがある人:多分事件のインパクトが全然違うと思います) 前に地下室漏水事故の時にも書きましたが、人間と人間の間でのやり取りということを忘れてはいけないと思います。 (その後の対応や自分に言い聞かせるかのような心がけもその流れの話でした。) 相手はプロ、まずはリスペクトし、ベストがだめだったわけでもベターを目指し、相手方の気持ちを萎縮させたりなえさせたりすることなく次善策の中での最高の方針を引き出すということが大事な気がしています。 建築は本当に気が遠くなるほどたくさんの作業・工程があります。 すべてが自分の意図どおり、ベストで理想的なんてありえないですからね。 それにしても我が家、本当にかっこよくて素敵な家が出来たみたいですよ。 早く住みたい気持ちで一杯です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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