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カテゴリ:あたしんちの近所のはなし
今まで書きたいと思いながらもなかなか書けなかった中華街の話。 以前初代中華街王の方に伺ったお話を、今日デートしたときのお話しと併せて書いてみたいと思います。 現在中華街のある場所は、江戸末期は「横浜新田」という埋め立て開墾地でした。近隣も「吉田新田(はまっこは小学校の社会の授業でやりますw)」「太田屋新田」などもあり、すべて田んぼを作るための埋め立て地でした。中華街の地形はほぼ当時の開墾した形どおりになっています。大通りを善隣門からJR方面が45度ずつに別れた5差路になっており、観光客がよく迷う道があります。この地形も新田の名残なのだそうです。 横浜中華街には、東西南北を含め全部で10基の門が建っています。 特に、東南西北の4基は風水の思想に基づいて建てられているそうです。何故か南の朱雀門以外はすべて守護神の名前ではありませんがw ちなみにこれは『朝陽門(東門)』です。いつもここを通って山下公園に行きます。 中華街は、開港でイギリス人たちが荷役や通訳として雇っていた中国人たちが住んだことから始まります。中華街の裏の山には外国人居留地があり、港にも居留地にも近いこの場所が便利だったのでしょうね。 当時は中国人町ですから、食堂よりも普通の店が多かったようです。戦後アメリカ軍が現在の山下公園の場所を占領し、朝鮮戦争が始まった頃からバーやスナックが増えてきます。1956年当時の地図を見ると、小さい通りは軒並みバーが並んでいます。あと、ホテル(ラブホじゃないですよw)や銭湯、映画館もあります。 戦後の高度経済成長くらいから、日本人相手の中華料理店が増え始め、現在に至るようです。中国人の居留地から、横浜の一大観光地になったわけですね☆ あたし的には、メインの中華大通りよりも、生活の臭いのする関帝廟通りなどが好きです。花屋さんや金物屋さんなどがあって、なんだか和みます。 今でもこんな普通のお店があります。合鍵はここが一番安いそうです(けんじ談) 中華食材の店は、メインストリートの中華大通りでも見かけます。 『味覇(ウェイパー)』と、ご存じ『オイスターソース』です。 普通のスーパーよりは安めです。店によって値段が違ったりするので比べてみてくださいw 昔は人力車がいましたが、最近はほとんど見ません。 今日初めてこんなの見かけました。急いでシャッターを切りましたよw 中華街はいろんな中華料理がありますが、主なものは、広東、上海、四川、北京、台湾料理です。 特に横浜中華街は広東料理が多いそうです。それはイギリス人たちが連れてきたのが広東省出身の人が多いというのもありますが、江戸時代に唯一貿易できた長崎の出島が福建省(だったよな、たしか)が多く、広東省出身者は肩身が狭かったため、横浜に流れてきたという経緯もあるとのこと。さすがチャンピオン、細かいことまでよく知っています☆ 安くて美味しい中華料理を食べたいとは思うのですが、店が多すぎてぜんぜんわかりませんよね。だからって大通りはなんだかつまらないし・・・ そういうみなさまに、簡単ですが、オススメと選ぶ基準を紹介します。 まず通りですが、あたしもチャンピオンもオススメするのが『香港路』。ここは安くて味もはずれはない通りなので、この通りの個人店に入ってみてください。 ただーし!1店だけハズレがあります。それが『海○閣』 ここは、何故かものすごい並んでいますが、味もたいしたことない割に、ものすごい高飛車なのでまずやめた方がいいと思います。これは知り合いの中でも共通認識です。(というか、知り合いから教わりましたw) 中華大通り側の門です。市場通りが割と有名ですが、こっちの方がオススメです。 関帝廟通りから見た香港路です。このひしめき合い加減がいかにも中華街、って感じですw うちの旦那サマです☆ほーほほほw 熱心に見ているのは、オモチャのライターです。 タバコ屋さんには、いろんなタバコやライターが売られています。 雑貨屋さんもあります。ここはシルクの衣類や小物がたくさんあってオシャレです。 ここは香港路のまた路地にあるワンタン専門店です。 中華街には中華料理以外の店もあります。コーヒー専門店、寿司屋などは複数であったかな。 このとんかつ屋さんは、チャンピオンオススメのお店です。香港路にありますよ☆ デートのときは、大概関帝廟通りと、香港路、中華大通りを通って港に出ます。 今日ももう少し画像を撮ったのですが、とりあえず今日はここまでにします。 中途半端な案内でごめんなさいねぇ>< でも、中華街のことは、これからも少しずつ案内していきますよぉ♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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