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カテゴリ:しゅきしゅき☆
行ってきました、朗読劇! めちゃめちゃ楽しかったですっ! 朗読劇に出会ったのは20歳のとき。何気に行った市民の演劇発表会みたいなので上演されたを観ました。演目は「手袋を買いに」だったと思います。 お母さんキツネ役の女性と子ギツネ役の子どもが朗読していくのですが、ライトなどの効果や椅子を回転させて距離感を出したりして「朗読だけでもこんなに表現できるんだ」と感動したのを覚えています。 自分もやりたいと思ったのは数年前に「この子たちの夏」という朗読劇を知ってからです。これは是非1度見に行きたいと思うだけでなく、自分もやってみたいという強い思いにかられました。 しかし、一人でできるわけでもなく、10年近くが経ってしまいました・・・ たまたま知り合いが「この子たちの夏」を自主上演するためにサークルを作ったことを知り、今回、初めて参加させていただきました。 サークルは地区センターなどを借りて行います。 先生に青年劇場の超ベテラン俳優さんをお願いしていて、本格的なのでドキドキしてしまいましたw まずウォーミングアップとして、「007」というのをやります。一人が「0」と言って誰かを指します。指された人は「0」と言ってまた他の人を指します。指された人は「7」と言ってまた誰かを指名し、指名された人は他の誰かを「バン!」と撃ちます。すると、撃たれた人は撃たれたフリをする、という表現と発声の練習を楽しむゲームです。実際には「7」と指された人が撃たずに自分が撃たれたようになってしまう間違いが多く、結構笑えますw それが終わると、童謡「七つの子」を歌います。これは、言葉の始めにア行が多く、口を大きく開ける練習になるというものです。 ところで、みなさんは「七つの子」を歌うとき「かーわい、かーわいとかーらーすーはーなーくーの」と歌いますか? あたしはこのように歌っていたのですが、実際には「か・わ・い、かーわいとかーらーすーはなーくーの」となるそうです。夜ご飯を食べながら旦那サマに聞いたらやはりあたしと同じように歌っていました。教えたら結構関心していましたヨw この「007」と「七つの子」は毎回ウォーミングアップとして行うそうです。どんな発声をするのかと思っていたら、意外な方法なのでしょっぱなからびっくりでしたw ここのサークルでは宮沢賢治のお話を読むそうです。今日行ったときは「やまなし」というお話しを読みました。 まずお話しを4つに区切って読んでいきます。最初のブロックをまず最初の人が何の指導もないまま読みます。 そして、わからない言葉や、セリフの役割分担(この場合はカニの兄弟なので、どちらがお兄さん、弟のセリフなのか)をいろいろイメージを出し合いながら決めていきます。そして、次々読んでは感情の入れ方や情景の表し方の工夫などを話し合いながらイメージをふくらませていきます。 正直、朗読劇ってこうやってみんなで“作り上げていくもの”だとはちっとも思っていませんでした。朗読劇もやっぱり“劇”なんですよねぇ☆ あたしの読み方は抑揚はできているようなのですが、言葉に詰まりそうになると間をとったフリをしてごまかすクセがあります。最後の全体のコメント時に「句読点以外のところで文章が切れていますね。これを直すのがこれからの課題ですね」と言われてしまい、ドキっとしました。 さすがプロ。しっかり聞いているんですね・・・アチャーw 終わって片づけをしながら、これからどんな風にしていくかなどの話が出ます。何もかもがみんなで話し合って決めていくのが楽しいです☆ 初めての挑戦でしたが、みんなで作り上げていく感じと、お腹から声を出すことの気持ちよさが最高でした! 今度の朗読会が楽しみです♪
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