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埋もれ火のアンソロジー

埋もれ火のアンソロジー

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2010.06.02
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カテゴリ:写真凡句
2010060214090000


雹(ひょう)が降る水無月二日

博多の森を車で走っていた。
さっきのこと。
雨がボトボトという音を立てて降り出した。
写真にボンヤリ写ってる場所を探してたので
雨を意識してなかったら
なんだか車の屋根に石ころが落ちるような激しい音。
右の聴こえない耳からはキ~ンという耳鳴りと
激しい雨音が左の耳から、
左右から攻撃されてるような感覚だった。
で、ふと気づいたら
大きな雨粒だと思っていたのは
水の塊ではないか!
雹(ひょう)じゃないか!
窓ガラスを割らんとばかりに激しく叩きつけてきやがる。
午前中、積乱雲入道雲を月隈の緑の杜から眺めたんだ・・・。
普段ならこんな状態にも臆病でない僕なんだが
なぜか今日は気弱になって
ヤマダ電機の屋根つき駐車場に避難したってわけさ・・・。


狂った果実

なぜかこの冬の歌が口から出てきた。
♪ひとしきり傘濡らした冬の雨~♪






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Last updated  2010.06.02 16:23:19
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