埋もれ火のアンソロジー

あのさ、

「おもいで」ってタイトルだけど

実は例のカンニングの出来事についてなんだけどさあ・・

カンニングの事象も

相撲八百長の事象も

今さらはじまったわけではないことは

みんなわかっていて見ないふりうぃしてただけでしょ？

ところが

「携帯電話」の出現によって

証拠が全国に証明される現実に対応しているだけのような気がするんだ。




大学時代

先輩たちは試験の前になると寝ないで

カンイングの準備をしていた。

ぼくにも方法を教えようとしてくださったが

あいにく、試験テストにはうんざりしていた時だったので

まったく意欲的になれなかった。

同級生はまじめに先輩の教えを受けて

鉛筆の中や消しゴムの中に

精密な解答データーをしのばせる準備をしていたことを覚えている。



ぼくは試験の時は

教室の最前列のど真ん中の席にすわった。

それを５年間通したことなど自慢にもなんいもならないのだが

たぶん、先輩たちのカンイングに対するぼくなりの態度だった。

結果は単位を落としまくって留年するわけだが・・・。

勉強しないで試験受けるのって実につまらないんだ。

むなしくなって試験を受けることまで拒否したから

さらに単位を落とすではなく

「試験を受けていない」という評価をたくさんもらった。



あの頃の先輩たちとは一年間だけのつきあいで

たくさん「Ａ」という評価を取得して

さぞやいい会社に入られたのだろうけど

みなさん、しあわせですか？




ちなみに

「cunning」とは

「ずるさ」という意味です。



ぼくも大概にずるい生き方をしてきたが

学生時代においての

「ずるさ」だけは回避してきた。



少年時代の

神社や空き地でのすもうも

真剣だった！

八百屋はあったが八百長はなかった・・・。