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カテゴリ:昔作った歌
みぞれまじりの街を 君と二人 歩く コート姿の二人の前を 風が通りすぎた 体の細さが寒さそえ 枯葉の音も人並みも 二人の愛のともしびを 消しそうな気がして 二人は涙を流す 冷たい冬の夜 めぐり季節はこの街に みぞれまじりの冬をつげ 今はひとり 僕の前を 風だけが通りぬけた 結んだ手と手のやさしさが 今でも忘れられなくて 二人の愛のともしびを たどってみるけれど 二人の想い風に消え 遠い冬の夜 すべてが変わったこの街は 何も伝えてくれないの あの日の愛のともしびよ 今はどこにもなく かすかにゆれる夢だけが はかなく夜を舞う はかなく夜を舞う (1977) (一口メモ) 二十歳。 大学2年の時、 藤本下宿の俺の部屋のこたつに入ってつくった。 友人の小坪がノートに作詞をはじめた。 「コックン、だれか歌手につくろうよ~」と言った。 野口五郎がラジオから流れていた。 「よし!野口五郎に歌わせる歌を作ろう!」 できたのがこの「冬の夜」である。 最初は「冬の駅」というタイトルだった。 でも、「冬の夜」に変えた。 姪浜駅がこの歌の舞台だ。 1番しかない歌だったので、 後年、2番以降の歌詞は俺が書いた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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