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埋もれ火のアンソロジー

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2012.11.13
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カテゴリ:昭和歌謡曲
松山千春2143


すきとかきらいだとか
実に低俗な感覚で言わせてもらうならば
松山千春もさだまさしも嫌いな歌手だった
ただ
松山くんのファーストアルバムは買ったし
シングルも2枚(時のいたずら・人生の空から)を買った。
さだくんのレコードはいまだに買ったことがない。

さだくんには演歌を感じないが
松山くんには北島三郎の流れを感じるのは
俺だけだろうか?
矢沢エーキチが井上陽水の初期のアルバムを聴いて
「これは演歌じゃないか」とつぶやいたと同じように
松山くんも演歌歌手としての選択もあったのではないだろうか。
アリスの堀内みたいに・・・

松山千春の生き方は
松山千春の生き方であり
ただそれだけのことである。
選挙に出馬しようと
自称フォークシンガーをつづけようと
彼自身の選択である。

歌は
もはや
そういう俗世間的な世界から少し距離をおいたところで
聴いていたいと俺は思う。
そして
時代を静かに変えてゆくのも
政治ではなく
歌と言葉だと考えている。

第1位

ピエロ



これは
伊勢正三の「ペテン師」と並んで
おれ自身のテーマソング的に
カラオケでも歌ってきたのだが
実は
おれはペテン師にもピエロにもなれない
ただの小心者である。


第2位

インテンショナル



「故意」という意味である。
「恋」のほうが好きであるが
この歌は
さりげなくいいというか
歌ってみて
はじめて(いいうただなあ)と感じる歌なのである。
聴いてるだけでは何も感じないかもしれない・・・

第3位

北風



でだしのギターの
ジャンジャンジャンで
この歌は俺好みだと感じただけである。


松山の声が
いちばんよくのびて
奴らしいと思うのは
青春」という歌である。
青臭い歌なのでベスト3にははいらない。
人生の空から」や「銀の雨」なども
かなりカラオケでは歌ったが
ベスト3にははいらなかった。



あらためて「青春」を聴いてみると
なかなかいいじゃないか・・・










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Last updated  2012.11.13 18:50:56
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