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埋もれ火のアンソロジー

埋もれ火のアンソロジー

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2013.03.16
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カテゴリ:人・風景・暮らし
039




年老いた男が
川面を見つめて
時の流れを
知る日が来るだろうか



16才のとき
吉田拓郎の「マーク2」とであった
年老いた男とは
時の彼方の誰かであって
その年老いた男を見ているのが
俺の視線だった
あれから40年
俺は
年老いた男そのものになってきている

茶々を庭先で遊ばせながら
星空をいつまでもながめていられる
昔は
星空を見上げるなんて歌の中でのお話だった



さっき
友人のMからメールがきた
中学時代の友人Sが癌で亡くなった
Sよ!
人は死後も生きつづけ永遠に進歩するのだ
先に行って
がんばっていてくれ!












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Last updated  2013.03.16 23:05:29
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