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カテゴリ:ことばの遊び場
新潮社から「新潮日本文学アルバム」というのが出ている。 文字を読みたくない俺にとっては写真中心なので実にありがたい本なのである。 新潮社さん、本当にありがとう。 さて、この「アルバム」シリーズの中に当然種田山頭火もあって、 村上護さんという人が編集してくれている。 村上さんの言葉引用しながら俳句について簡単に説明する。 俳句について詳しい人は読み捨ててください。 詳しくない人は一緒に勉強しましょう。 そもそも、俳句というのは約百年前の正岡子規が提唱したのです。 ここでは季語がなくても俳句と認め、 「十七字にならねば十五字十六字十八字十九字乃至二十二三字一向に差支えなし」 と書いているのです。 ところが。 ところがですよ。 子規の弟子に高浜虚子君というのがいたんですね。 学校で習って名前くらいは聞いて知ってる人もいるでしょう。 今の俳句のような制約を加えたのが高浜君なんですよ。 いわゆる現在の季語があって五七五を重んじる有季定型というんですが、 これを主張したのが高浜君だと言われてるのです。 僕は正岡君は好きなんですよ。 うつ病?の夏目漱石君に新聞小説をすすめたのも彼だったでしょ。 野球が大好きで「野球」という言葉をつけたのも正岡君だったでしょ。 司馬遼太郎の「坂の上の雲」で描かれている正岡君も好きなんだ。 では。種田山頭火の自由律俳句はどうかというと・・・。今も無条件に俳句と認める人は多くいないのです。 もっときびしく言えば自由律俳句は俳句として認められていないのが実情なのです。 山頭火のような型破りの俳句を、とても俳句と認めない人が多いのです。 じゃあ。俳句って何? と本質論は専門家にまかせて、 俺は自由律俳句を楽しむだけでいいのです。 はい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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