あるパーティーダンサーの独り言

週１回社交ダンスのサークルに通うために通る石神井川遊歩道の２キロちょっとの行程は、季節の移り変わりを教えてくれる道しるべです
今日は落ち葉がしきりと散っていました
春の桜が散るさまは雪にも似て例えられますが、秋の葉はなんに例えればいいのでしょうか
先週通った時は夏のセミ、ミンミンゼミが優勢な地域と、秋のセミであるツクツクホウシの優勢である地域が交互に現れるような、まだそんな情景でしたが
今日は昨夜の肌寒い風の影響もあるのでしょうか、シンと静まり返ってセミの声ひとつしません
時折遠方で１匹２匹鳴くツクツクホウシの鳴き声がかすかに聞こえるだけです
多分人の手で植えられたものでしょうが遊歩道の脇にはところどころ曼珠沙華が咲いています
そういえば思いもかけない場所で曼珠沙華の群落とも呼べそうなくらいのものを見つけました
木漏れ日の下で咲くたくさんの花は、何故かあたりをシンとさせて音が消えたような気にさえさせます
写真を撮ろうとカメラを取り出したのですが、つい先日までなんの故障もなく働いていたのがシャッターがウンともスンともいいません
他の機能は全部なんともないのにです
花が写真を拒否しているような気がして写真はあきらめました

秋ですねえ
この時期のなると頭の中でセプテンバーソングが流れます
女性歌手のもいいのですが、やはり男性の声のほうが合うような気がします
この曲でスローフォックストロットでも踊ってみたいですね