野口琢郎箔画展/ART UNIV. 2006/山景美季展/福元なおんど膠絵展/山崎啓太展/浅野均作品展/韓スナ展/永谷優貴 江畑芳展/6人の絵展/池田孔介個展/zinc/PRESENT
本日のツアーは、大丸京都店からスタートです。ところで「大丸京都店」なんて読みます?「だいまるきょうとてん」ですよね、一般的には。京都では「だいまるきょうとみせ」なんですよ。(豆知識でした~ぁ)大丸京都店6階美術売場アートスポットで「野口琢郎箔画展」。箔を中心とした日本画みたいですが、箔画というみたいです。結構売れてました!そして京都駅前のキャンパスプラザ京都で「ART UNIV. 2006」を見ました。一部の作品は期間が限定されていて(3期に分かれて)、残念ながら見ることができない作品がありました。ちなみにクルマは京都駅ビル西駐車場(伊勢丹前)ではなく、キャンパスプラザ京都の地下にとめましょう。台数は少ないですが30分300円なので、短時間なら京都駅ビル西駐車場(最初の1時間600円!でも収容台数多いので助かります)より出費を抑えられます。ギャラリー白では「ユキオコタニ展」と「高橋ふき子銅版画展」を見てきました。ユキオコタニ展は木パネルに油彩ですが、和紙や金属パネルを貼り付けたミックスドメディアでした。銅版画展の方は、具象というより図案です。版画はいいですね。Oギャラリーeyesでは「山景美季展」をやっていました。油彩です。抽象の画面がシャープです。5つめの停車駅はギャラリーかのこです。「妖魔鬼怪合戦図 福元なおんど膠絵展」。屏風あり、扇面ありで、和室にフィットしてました。親しいお客さんに、その場で団扇に絵を描いてあげてました。そしてその下の画廊編では、木片や炭を敷き詰めた「山崎啓太展」をやっていました。お茶をしていたら本人がお昼から帰ってきて、話をしてくれました。彫刻が専門ですが、木や土を素材としたインスタレーションが多いようです。カギムラ画廊では「浅野均作品展」が行われていました。先斗町から東山二条に移って初めて行きました。雰囲気は以前の方がよかったですね。絵のほうは比較的小さな作品が十数点展示されていました。浅野さんとお話ししていると、大学の方はやっぱり大変だそうですが、それが当たり前の時代になっているとおっしゃってました。アートスペース虹は、油彩の「韓スナ展」です。空の青さや光のなかに溢れるさまざまな色とそのとき(そして制作中に)頭をよぎる出来事を画面に込めているようです。しかし正直いうと最初に感じた想いが表現できているわけではないそうです。でもやれることはすべてやったので自分としては満足しているとか。次はちゃんと表現できるように課題ができてうれしいようで、前向きです。仕事をちゃんとしなさいと虹のKさんにいわれ、ファッション関係の会社で働いているそうです。仕事をしながら長い間制作をし続けることで、作家として成長していってほしいということなのでしょう。虹の前の三条通りは大渋滞です。この時期クルマは無謀ですね。夜6時頃でしたが、南禅寺、インクラインのあたりは人もすごく多かったです。ギャラリーはねうさぎでは、「松野じゅんこ展」「樹のき きの気 きの気にょ樹」のイラスト?と立体インスタレーションの展覧会でした。神宮道三条上ルのアートページ唯心は今回初めて行ったギャラリーです。「永谷優貴 江畑芳二人展 青」は日本画3年生と洋画1年生の展覧会です。1年生にしてはしっかりしてますね。でももっといろんなことを経験して、枠をどんどん広げていってください。そして「6人の絵展」を見にギャラリーヒルゲートへ。一居弘美さん、北村美佳さん、小西煕さん、中原史雄さん、長谷川宏美さん、古野恵美子さんの6人の洋画家の集まりです。古野さんの絵の雰囲気が少し変わって重くなってきていました。北村さん、古野さんの絵が好きですね。ヴォイス・ギャラリーでは、「池田孔介個展“ゴールドフィッシュ・ピクチャー”」をやっていました。剛介から孔介に改名したのですね。歯型の頃がなつかしいです。今回はアクリルのケース(水槽)の中にたくさんの金魚が入っています。水槽の水はシリコン?で、それぞれいろんな色をしています。水槽の金魚も集団で流れを作っていたり、まんべんなく分散していたり、金魚の配置自身が水槽というキャンバスに置かれた絵具のよう。型どり(得意ですもんね)した金魚のなかにもさまざまな色のシリコンが注入されている。ヴォイスの隣のブティックzincをのぞいてみました。シャツやスウェットシャツ、Tシャツにボタンがついていて、カフス、カラー、ワッペンを自由に取り付けられるようになっていました。なかなかおしゃれでした。ネットでも商品が買えるのでチェックしてみてください。8時前になってしまいましたが、TranqRoomが9時までなのでまずこちらへ。が、鍵が! 電気はついてるのに。お出かけ? 食事中? 12月4日までなので出直します。本日の終着駅はギャラリーアンフェノールです。ここは10時までやっているので用がなくてもふらっと顔をだしてしまいます。この日は「PRESENT」というタイトルで、クレイアニメーションの上映と撮影に使われた模型(ジオラマ?)が4~5点と、場面のスチール写真、DVDが展示されていました。クリスマスにサンタクロースに出会う女の子の物語です。なかなかレベルが高い作品でした。ここのスタッフのSさんの話しだと大学4年生と3年生の自主制作だそうです。会場にいた制作者の一人に話しを聞くと、監督と撮影が映像コースの4年生で人形制作と美術が染織コースの3年生が夏休みに制作したそうです。思わず作品DVD購入してしまいました。1500円。お値打ちです。