手すきの紙と遊ぶ
瀬田の唐橋までおでかけしました。目的地は「数寄和 大津」です。唐橋の東の方にありました。近くに建部大社がありました。結構大きな神社だったので、まずはこちらのお参りから。二礼二拍一礼して、なんだかとっても澄んだ気持ちになりました。「数寄和 大津」は表に看板があるわけではなく(見逃した?)、展覧会の案内状が拡大されたものが壁に貼ってあったので、通り過ぎずにすみました。といっても本当に入り口はここでいいのかなぁ、ドア開けたら、そこでごはん食べてたらどうしよう、なんてしょうもない妄想しながら入りました。中はちゃんとしたギャラリーでしたよ。みなさんご安心を。若い日本画の作家さんが、手すきの和紙に絵を描くという企画なのですが、それぞれのキャプションに書かれた作家のコメントを読むと、みなさんこれら手すきの和紙に初めて対峙したようで、和紙との対話がおもしろかったです。膠の割合を変えたり、色を薄くして和紙の風合いや透明感をだしたり、箔を裏からはったり、いろいろ挑戦しているようでした。こんな機会を与えてもらって、みなさん楽しんだのでしょうね。数寄和は東京の表具屋さんですが、社長の岸田さんが関西出身(京都?)らしく、去年の4月22日に大津に「数寄和 大津」をひらいたそうです。手すきの紙と遊ぶ磯部光太郎 岩崎絵里 海老洋 兼若和也 神戸智行 斉藤佳代 清野圭一 関田比佐子 高田学 竹林柚宇子 田島周吾 直海香 中原麻貴 長谷川雅也 三輪真 若山卓2007年8月24日-9月10日(前期) 9月14日-30日(後期)(火曜休廊)11:00-18:00数寄和 大津大津市神領3-2-1077-547-3209