我食べる、故に我あり ～ 中国の故事 （嘘）

あぁ、今日も食った飲んだ。

連休だというのに習い性で６時半に目が覚めてしまった。
でも、カーテンを開けると爽やかな五月晴れ（１日早いが）。
目覚めながらも布団の中でぬくぬく過ごす。

朝食は、昨晩の残りの筍ご飯と筑前煮。

妻は出かけていないし、娘はまだ寝ている。
料金代引きで荷物が届くというので出かけることもできず、亀の水替えの後は洗濯をして、アイロン掛け。
アイロン掛けは割りと好きだ。

独身の頃は、毎日使ったハンカチを週１回まとめて洗濯をし、さらにそれを１月ほど溜め込んだところで、まとめてアイロンをかけていた。
ハンカチとはいえ３０枚もかけると結構な時間が掛かる。
無心にシワを伸ばしていき、ピチッと折りたたむとなんだか気持ち良い。

憩いというものは、案外いろんなところに転がっている。

結婚してしばらくは妻がハンカチにアイロンを掛けてくれていたが、妻はあまりアイロン掛けが好きではなかったようだ。
やがて当時はまださほど普及していなかったタオルハンカチを買ってきて、私に持たせたのである。
これならアイロン掛けが要らないと言って。

苦痛というものもまた案外いろんなところに転がっている。
私のハンカチがすべてタオルタイプに置き換わって久しい。

最近は娘が毎日弁当持参なので、弁当を包むナプキンが数枚洗濯物の中に混じっていた。
というわけで、アイロン掛けである。
陽気な若き博物館員たちをＢＧＭに。

昼食はさほどお腹が空いていなかったので、軽くサンドウィッチとミルクティ。
それと、まだまだある筑前煮。作り過ぎたようだ。

午後はあちこち電話した後、散歩へ。
今日であった猫は、この１匹。



娘は、猫を飼いたいと言うくせに、猫が怖くて近付けない。
他方、私は、猫が嫌いじゃないし、散歩で猫に出会うのは好きだけど、家で飼いたいとは少しも思わない。いや、どちらかというと、家に猫がいるのは嫌だ。
それに、３ＬＤＫのマンションで犬も亀も飼って、その上どうやって猫まで飼うというのだ。

夕方からたまプラに買い物に出てそのまま食事。
アーリーアメリカン調のマルディグラという店。
TexMexなのか南部料理なのか、まあそんなところ。
駅裏のトルバドールという店に似ているが、あちらの方が料理重視で、こちらはアメリカの地方都市の酒場という感じだろうか。

フィッシュ＆チップス、スペアリブ、タコスなどを食べながら、ビール、バーボン、ラム。

こんな食生活を毎日送っているから、アメリカ人（除く大都会のビジネスパーソン）たちの体型があんなになるのだ。

今回もジャンバラヤを食べ損ねた。


満腹、満腹