我食べる、故に我あり ～ 中国の故事 （嘘）

あぁ、今日も…

久々のさわやかな朝を迎えた？

仕事も一段落、プライベートも法事が終わって取り敢えず大きなイベントは当面ない。

朝食はロールパンにハムを挿んで軽く焼いたのと、アイスオレ（無糖）。

娘が学校の図書館から借りてきた「六番目の小夜子」読了。

荒削り。
ＮＨＫは上手くドラマ化したものである（キャストも良かった）。
とはいえ、デビュー作として才気溢れる感じは分かる。

作者の恩田陸は確か私と同い年だった筈。
ちょっと悔しい。

昼食はおろしうどんと鯖味噌煮缶詰。

鯖缶は別な物を通販で買ったらオマケで付いてきたものだ。

送付票には「チルド用」と書かれていた。
缶詰なのにチルド用？
仕方ないから冷蔵庫で保管していたが、缶には「昭和３０年代の自然な味わいを再現しました」と書いてある。
昭和３０年代にチルドなんて概念はなかっただろう。

で、味であるが、これが意外と美味しいのである。
昭和３０年代の缶詰がこんな味だったとは思えないのだが。

娘は「缶詰って気持ち悪い」と言って手を出そうとしない。

そうだよな。
今どきの子供たちにとっては缶詰というのは馴染みがないのだろう。
飲み物だってアルコール飲料を除けば、ペットボトルばかりだし。

缶に入った物を食べるなんて、と思うのかも。

ツナ缶やトマト水煮缶など素材としてはまだまだ缶詰健在なのだけど。


夕方からマンションの夕涼みバーベキュー大会。
６年以上暮らしてもほとんど近所付き合いがないが、だからこそ年に１度のこの会には参加する。
だからといって、積極的に親交を深めたりはしない。
参加することに意義があるというわけだ。

それでも以前は挨拶して近況を語り合う顔見知りが何人かはいたものだし、どちらかと言えば年配者が多かったのに、今年はすっかり世代交代して半分以上が私より若い見知らぬ人だ。
いつの間にやら小さな子も随分増えた。

意外なところで、自分も年を取ったことを気付かされた。


満腹、満腹