我食べる、故に我あり ～ 中国の故事 （嘘）

あぁ、今日も…

朝から暑い。
玄関を出た途端に、家の中に逆戻りしたくなった。
が、今日から仕事。

電車はガラガラに違いないと期待したが、それほどでもない。
その上、渋谷までにほとんどの席が入れ替わったというのに、私の前に座った男だけが表参道に着いても熟睡中。
休み明けからツキがない。


会社に到着してパソコンを起動し、まずはメールチェック。
ごみメールを読まずに捨てても、残り全部を処理するには１日掛かりそうなほどメールが溜まっていた。
急ぎの用件がないのがせめてもの救い。
休み明けのリハビリにちょうど良いだろう。

昼食は、麒麟で蒸し鶏の冷やし麺（とかなんとか）。
冷たい麺の上に棒々鶏が載っているだけのシンプルな構成だが、なかなか美味。
麺は細いが冷たくキュッと締まっていて舌触りが良い。
鶏は柔らかくジューシーだし、肉の上にはベースのゴマだれとは別のピリ辛のゴマだれが掛かっていて味に変化を与えている。
そして、時折キュウリが口の中をサッパリとリセットしてくれる。

しかし、難点もある。
麺を数本つまんで箸を持ち上げたら、麺全体が持ち上がった。
麺が固まっていたわけではないが、絡み合ってほぐれないのである。
この辺は佐藤養助を見習って欲しい。

それともう１点。
店に入った時に喫煙の有無を問われて、吸わないと答えたのに、案内された席の２席向こうからは皆たばこを手にしていて、こちらにも煙が漂ってきていた。
いったい何のために喫煙の有無を尋ねたのやら。
単に灰皿を必要とするか否かの確認に過ぎなかったのか？



今日はとうとう観測史上の最高気温が更新されたそうだ。
４０．９℃。
東京はそこまではいかなかったものの、昼の銀座は灼けたフライパンの上のようだった。
いつまで続く、こんな生活。



満腹？