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あぁ、… 昨日、山の上で下を向いて咲いていた青紫の釣り鐘状の花を見て竜胆だと思い込んで、「竜胆や空を見上げることもなく」と詠んだのだが、今日になって少々不安を感じて植物図鑑を確認してみると、竜胆の花は上を向いていた。 とすると、あの花はなんだったのだろう? 昼食はアンジュでゴーヤチャンプル。 この店は中華屋を装ってなんでもありだ。 とはいえ、さすがにスパムは入っていず、ハムが代役を務めているが、このハムもちょっと変わっている気もしないでもない。 気のせいかもしれないが。 午後は今日も役員の鞄持ちで子会社へ。 子会社と言っても、社長をはじめ役員の殆どが本社で役員や幹部を経験した方ばかりなので、迎える方は余裕しゃくしゃく。 社長室に案内されると、社長自らが「食田君、どうぞこちらへ」と招いてくれた。 前もって、私が行くことは伝えてあったが、初対面の私を見るなり名前を呼ばれたのには面食らった。 いや、簡単なことなのである。 誰が来るんだ?この名前の読み仮名は? どういう経歴だ? グループ内のことだから調べればすぐにわかる。 初めて会ったとしても、「食田君、はじめまして。活躍は耳にしてるよ。今まで縁がなかったけどこれを機会によろしく」 たったそれだけ言うだけで、各段に印象はよくなる。 最近売り出し中の某ヤメ検弁護士が、犯罪の根源は3大欲、すなわち、物欲、色欲、評価欲にあると言っていたが、私の場合、評価欲が一番強い気がする(ま、物欲は人並み以上だし、色欲もそれなり?だが、どれが一番かと言えば評価欲か) つまり他人に誉められたいのだ。いや、もっと言えば、存在を認められたいということかもしれない。 本家の4人兄弟で、上に兄、姉がいて、その上、弟までいれば、一族の中での存在感は薄い。 誰か自分を認めてくれ。 知らず知らずのうちに、そういう思いが私の評価欲を育てたのかもしれない。 でもね、そんな境遇の相手ではなくても人身掌握術なんてたわいのないものだ。 僕は君のことを知ってるよ、君に興味があるんだ、というメッセージをキチンと伝えれば足りる。 逆にそれで反応がなければ、相手にする価値はないと思って良い。 今日も子会社の会議室で懇親会。 その後は、幹部連中に拉致されるままに小さなスナックへ。 子会社とはいえ社長自ら「君の歌を聞くまで帰れない」と言われれば仕方ない。 とっておきの下手くそな「津軽海峡冬景色」を披露して、ようやく解放された。 とは言うものの、今夜もまた楽しい夜だった。 満腹、満腹 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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