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あぁ、今日も… 今日は稽古なので荷物が多いというのに、雨降り。 それでも、いつもより早く家を出たら、普段よりは電車が空いていていくぶん楽だった。 早く家を出られたのには訳がある。 神奈川県東部に大雨洪水警報が出ていたためである。 風が吹けば桶屋が儲かるようなこの話のからくりはこうだ。 平日の朝、娘と私は同じ時間に目覚ましをセットしてある。 しかし、我が家には洗面所はひとつだけ。 どちらが先に顔を洗うかというと、娘である。 なぜなら、娘は友達と同じ電車に乗る約束をしているので遅れることができないが、私は以前から始業時間よりかなり余裕をもって出勤していたので、10分や15分遅く家を出てもまったく問題がない。 その上、毎朝同じ電車で出勤しようと約束している仲良しもいない。 という訳で娘に優先権がある。 ところが、大雨洪水警報が出ると、娘の学校では指示があるまで自宅待機がルールになっている。 よって、今朝娘は急いで身仕度する必要がなく、私は洗面所が空くのを待たなくてすんだということ。 これにより、10~15分早く家を出ることができたのだ。 が、考えてみると、なぜ私はそんなに急いで家を出たがるのだろう? 洗面所が空いていたって、いつも通りに行動すればいいのに。 電車の中で新聞を読んでいたら、呆れることが書いてあった。 残業代ゼロ法案と非難され廃案になったホワイトカラーエグゼンプションの制度を復活させようと、舛添厚労大臣が「残業代が出なければ残業せずに家に帰るから、家庭団欒法案だ」と発言したのだそうだ。 サラリーマンのことを何も分かってない。 残業代が出なけりゃ残業しないなら、サービス残業なんて問題は存在しない。 そもそも、ホワイトカラーエグゼンプションはサービス残業の抜け道に使われるというのが反対派の論拠であったのに… 新内閣の目玉であったはずの舛添大臣もこの程度のものとは… 昼食は、雨がほぼ上がったと思っていたのに、歩いているうちに再び強く降り出したため、目についたうどん屋の木屋に入った。 前に一度来たことがあり、たいした店ではないことは知っていたけど仕方ない。 うどんと炊き込み御飯のセットを食べたが、やはりパッとしない。 特に欠点も見あたらないけど、また食べたいと思える要素がなにひとつないのだ。 空腹を癒やすしか意味がないと言ったら、言い過ぎかな。 午後になって安倍首相の退陣のニュースが聞こえてきた。 なんともなぁ。 職を賭してテロ法案を通すのじゃなかったのか。 前にも書いたが、この人の決断のタイミングはいつも最悪だ。 もっと早くに動くか、逆風に耐え続けるか。 できないのに、できるかの如く言って、途中でやっぱりできませんと投げ出す。 自分の部下だったら罵声を浴びせて即左遷だ。 いや、実際、過去にそういう部下がいた。 さすがに罵声こそ浴びせなかったが、1年と経たない内に放出した。 彼は実に子供だった。 頑張りました。できなかったのは自分のせいではありません。こんなに努力しているのになぜ評価されないのでしょう。 あるとき彼に英文の資料を渡し評価して報告するよう命じた。 急ぐ仕事ではなかったので、2週間後に締め切りを設定した(私も同時に読み始めて半日後には自分なりの結論を得ていたのだが)。 ところが、いつまでも報告がない。 督促しても、もう少し待ってくださいと言うばかり。 とうとう1ヵ月が過ぎ、今週中に報告せよと最後通牒を突きつけたら、金曜日の午後になっておずおずと私の前に立った。 そして、彼は「和訳はできました。ですので書いてある意味は分かったのですが、どう評価していいか分かりません」と言う。 途中まででいいから検討した内容を見せろと言ったら、和訳だけ渡された。 つまり、彼は20ページほどの英文を1ヵ月かけて和訳しただけなのである。 誰も和訳など求めてはいない。 英文を英文のまま読んで評価することを求めたのだ。 それができないなら、最初からできませんと言うかもっと早い段階でギブアップしてもらわなければ周りが迷惑することがちっとも理解できていない。 ちなみに、後に業績評価の面談で低い評点の根拠としてこの件を挙げたら、「私は和訳を示して追加の指示を求めたのに、指示がなかったので結果を出せなかったんです。指示があればやり遂げました」と言い放った。 こんな男でも残業時間だけは人一倍多かった。 ホワイトカラーエグゼンプションが導入されたら、真っ先にこいつに適用してやりたい。 安倍やら昔の部下やら詰まらん連中のことを書き連ねて、夜更かししてしまった。 満腹? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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