我食べる、故に我あり ～ 中国の故事 （嘘）

あぁ、今日も…


ダムの写真集を買った。
日本全国に２５００以上のダムがあるらしいが、この写真集に収められているのは、わずか３６のダム。
とはいえ、ダムの写真集なんて他にないから、とてもうれしい。

真っ先に紹介されているのは、先週私が見に行った宮ヶ瀬ダム。
やっぱりなあ、一目見てこれはすごいと思ったんだよなあ。

驚きは、笹流ダムである。
といっても、ほとんどの人は知らないだろう。
が、同郷人なら馴染み深い筈。
小学生の頃に何度も遠足に出掛けた場所だ。
川原でジンギスカンをするのである。

話がそれた。
この笹流ダムはバットレス式ダムという方式のもので、大正から昭和初期に８基が造られ、現存は６基という稀少なものらしい。
確かに、今思えばのどかな広場の横に格子状の大きな壁があり、壁の向こうは貯水池というシュールな空間ではあるが、子供の頃から慣れ親しんできたものだから、少しも違和感を感じたことがなかった。

ちなみに、近年改修があったようで、記憶の中の古ぼけたダムとは別物のようなこぎれいでモダンな姿が写真集には掲載されている。

今度帰郷するときには是非とも訪れてみようと思う。

本日の昼食は、ニコタマ高島屋の天香回味で薬膳火鍋。

鍋と具材が出てきたら、店のオヤジがやってきて、「これ食べるの何回目？」と尋ねた。
初めてだと答えると、「そう。初めて？ちょっと待ってて」とどこかに行ってしまった。
結局なんのために待たされたか分からなかったが、しばらくして戻ってきたオヤジが口上を述べはじめた。
モンゴルから伝わった台湾の鍋で云々。
スープに入っている漢方の解説が終わるとさらにこう続けた。
「女性は明日になれば分かるよ。化粧のノリがまるで違います。だからね。周りを見てください。お客さん、殆ど女性でしょ」

具材は、豚肉、キャベツ、青梗菜、エリンギ、シイタケ、見たことのない黄色っぽいキノコ、ジャガイモ麺（麺というか春雨）、肉団子、ニンニク、クロレラ翡翠麺。

それほどの量だとも思わなかったが、食べ終わったら動きたくないぐらいお腹が苦しい。
なにがこんなにお腹を膨らましたのだろう。


夜になっても少しも空腹感がやってこなかったが、娘がお腹が空いたと言うので、夕食。
馬刺、トマトと卵の炒めもの、蒸し茄子、納豆、ご飯。
お腹が空いていないと言いながら、随分と食べてしまった。
その上、食後におはぎを１個半。


満腹、満腹