我食べる、故に我あり ～ 中国の故事 （嘘）

あぁ、今日も…


最近ちっともお腹が空かない。
といっても、食欲がないのとは違う。
元々私は頭で食欲を感じるタイプなので、食べ過ぎてお腹が苦しくたって「食べたい」という欲求を感じることも珍しくないのである。
そうはいっても、食事をしてから時間が経てば普通は空腹を感じるものだ。
ところが、最近の私にはその空腹感がない。
そんなに食べ続けているのかというと、逆だ。
ダイエットのために夕食を抜くこと３日目だというのに、この３日間少しもお腹が空かない。
晩飯を抜いたら寝る頃にはお腹が空くだろうし、朝起きれば空腹のあまり足元がふらつくだろう。普通ならば。
が、全然そんなことはないのである。
朝からお腹は満たされている感じ。
膨満感とまでは言わないが、腹八分目ぐらいには詰まっている感覚だ。

どうなってるのだろう？
いよいよ晩酌もやめてみようか。
うーん、夕食抜きはさして抵抗はないが、晩酌抜きは続けられる自信がまるでない。
せめて、晩酌のつまみは控えめにしてみよう。


空腹感がないものの、代わりに、昼になると無性に米の飯を食べたい衝動がこみ上げてきた。
向かった先は東芝ビルのきっど。
今日もまた小鉢定食。

焼鯖、きんぴら、インゲン胡麻和えをチョイス。
セットはワカメと春雨の酢の物、切干大根、生卵、ご飯、味噌汁。

満足。
と思いきや、帰りに勝兵衛の前を通ったら「生カキフライ」の貼り紙。
たったいま食べ終わったばかりだというのに、カキフライに目がくらんだ。
もちろん、我慢したのだけれど。


帰宅後、相変わらず肉体的空腹感はない。
晩酌は、サントリーダイエット生（発泡酒）、蓮根のきんぴらを３枚、スルメ。
たったこれだけで、やはり腹八分目。
仕方ないから、この後はつまみなしでレモン果汁入りジンのロックをやろうと思う。


満腹、満腹