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カテゴリ:牡蠣
例年クリスマスは家で鶏を焼き、娘がスポンジから焼いて作ったケーキを食べるのを常としてきたが、今年は私の仕事の都合でかなわなかった。 代わりというわけでもないが、昨晩は某所で外食していたのだが、そこの品書きに見つけたのが、昨今耳にすることが増えた昆布森産の生牡蠣だ。 牡蠣好きの私であるが、実はこれが今年初の生牡蠣である。 いつも牡蠣フライばかり。 生牡蠣は、一人暮らしをしていた学生の頃に当たって死ぬほど苦しんだけど、それでもその後も食べてきた。 ところが、数年前にノロウイルスにやられてからというもの、年齢的な衰えのせいか臆病になったのか、自然と手が出なくなっていた。 しかし、評判の昆布森だというし、店も生ものに関して信頼できる店だったので、迷わず食べてみたのだ。 いやぁ、これはすごい。 生臭みなど微塵もない。 海のミルクなどとも呼ばれる牡蠣であるが、これはもうミルクどころじゃなく、海の生クリームだ。 濃厚なクリームが口中に広がる。 この牡蠣に合う酒は日本酒以外にありえない。 シャブリなどの白ワインが良いという人もいるが、日本で食べる日本の牡蠣には日本の酒だな。 獺祭の常温を含んでは牡蠣を口に入れ、牡蠣の濃厚な香りが残っているところへ獺祭を流し込む。 日本に暮らす幸せ。 この幸せがいつまで続くのかちょいと、いや、かなり不安に感じる今日この頃。 来年も美味しいクリスマスを迎えられるよう、自分なりに努力するしかないな。 満腹、満腹 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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