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昨年末、かかりつけの動物病院の隣で殺人事件があった。 その家のお婆さんが絞殺され、同居していた孫が自首したという。 実はその直前には母親が変死体で見つかり病死と診断されたらしいが、祖母を殺した孫が「母とけんかになって首を締めたらぐったりした」と供述しているという報道もあった。 そして、3人家族のうちふたりが鬼籍に入り、残るひとりは檻の中に入っていた大晦日の夜明け前に、誰もいなくなった家は焼け落ちた。 そんなことはつゆ知らず、動物病院に出かけ、駐車場から病院に近づくにつれ、焦げ臭さが鼻をついた。 外壁は残っているものの、中はすっかり炭になった柱が辛うじて残っているのが見えた。 家の周りには「Keep Out」の文字が書かれた黄色いテープが張られ、玄関前には焦げた布団が無造作に投げ出されていた。 「あぁ、ここだったのか」 すぐに分かった。 新聞記事に掲載されていた建物の写真を見て、どこかで見たことがあるんだよなぁ、と思っていたのだ。 しかしだ。 とすると、その焼け焦げた布団の上で、お婆さんか母親が死んでいたのかもしれない。 背中がぞくぞくっとした。 南無阿弥陀仏。合掌。 今日の昼食はやきそば。 なんの変哲もない、まるちゃんの焼そばだ。 肉と野菜はきちんと加えたけどね。 3食入りのまるちゃんの焼そばとは、いったい何十年の付き合いになるのだろう。 私が作る焼そばといえば、こればっかりだ。 少なくとも学生時代にはすでに食べていたはずだから、四半世紀を超えた付き合いである。 まるちゃん、いつもお世話になっています。 これからも末長くお付き合い願います。 満腹、満腹 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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