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今夜は社外の団体の盛大なパーティーに出席することになっている。 と言っても、政治家の資金集めのパー券を買わされたのではない。 私も一度だけ政治家のパーティーに駆り出されたことがある。 予め社内のある人から手渡されたパー券を持って、国会議事堂近くの会場に開会時間前に行ったのに、会社名と氏名を書いて会場に…入れないのだ。 我々サラリーマンとは明らかに人種が違う人々が会場を占拠していて、料理にもビールにもありつけない。 会が始まって、「先生」が挨拶している声は聞こえるのだが、その先生がどこでしゃべっているのかまるで見えない。 こりゃダメだと思ってロビーで座っていたら、同じ会社の上役の人が現れ、「お疲れさん。名前書いたんだろ。もう仕事は終わりだ。飲みに行こうよ。」と誘われた。 確か、あのパー券が3万円だった。 それに比べたら、今日のパーティーは安い。 年数万円の会費で毎月異業種交流はできるし、年数回の豪華パーティーにも追加料金なしで参加できる。 しかも、参加者には、ある専門分野のエキスパートがごろごろいる。 見方によっては、このご時世に時代錯誤と言われかねないが、分かる人には福袋みたいな会なのだ。 とはいえ、さすがに景気の悪い中、料理も控え目かな。 ローストビーフはあったけど、寿司は巻物ばかりだし、ワインもそんなに良いものじゃなかった。 ま、あまり贅沢は言うまい。 気の合う仲間たちと、会場近くのベルギービールの店で軽く2次会。 満腹、満腹 オマケ サリンジャーが死んだ。 いや、正直言って生きているのを知らなかったのだが、それでも訃報に接し、感慨深いものがある。 私たちの世代にとっては、ライ麦畑から入って、風の歌を聴いた感じなんだよなあ。 それから、マッキナニーかな。 まあ、その後は映像に行って、ストレンジャー・ザン・パラダイス。 そして、ある程度歳をとって、パリ・テキサスの心境に辿り着く。 最後に男は、孤独を胸にひとり荒野に向かう。 それが男の生き様だ。 たぶん、私はそんな人生を送ることはないのだけど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年01月29日 22時01分04秒
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