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カテゴリ:和食
リンゴをかじると目から血が出ませんか? リンゴをかじって歯茎から血を流す歯槽膿漏の人はいても、目から流血する人はいないだろう。 ところが、そうでもないらしい。 昨夜のことだ、鏡に映った自分の顔の異常に気付いて慄いた。 目から出血しているのだ。 涙みたいに血が滴っているわけではない。 白目の部分に内出血のように鮮血が広がっていた。 しかし、痛くもないし違和感すら感じないのだ。 視界にもなんの影響はない。 いったいどうしたことか? 朝一旦出社した後、会社の近くの眼科医を探して出かけた。 眼科に来るのはいったいいつ以来だろうか。 幼いころに結膜炎で行ったことがあるような記憶がかすかにある。 それが最初で最後だと思う。 今日の医者は、お爺さん先生だ。 聖路加の日野原先生に似ている。 老医は、あれやこれや機械を換えたり角度を変えたりして私の目を観察した後に、痛むかと聞いた。 鏡で見るまで気付かなかったと答えると、老医は自信たっぷりに宣言した。 「これはよくある出血です」 そして、続けた。 「ぶつけたりして出血することももちろんあるけど、くしゃみをしたり重いものを持ったりして出血することもあるし、それどころか多くの場合は原因不明なんですよ。少しも珍しいことじゃない。よくあることです。問題なし」 というわけで、リンゴをかじって目から血が出ても不思議はないのだ。 そう言われてもなぁ、自分でもギョッとするほど目を赤く染めているのに「問題なし」と言われても、なんとも不安である。 さて、今日のランチは、築地本願寺の真向かいのビルの2階に店を構える「和み竹若」へ。 今日の煮魚と焼魚を尋ねたら、煮魚は金目、焼魚は鯖のみりん干しだという。 日替わりと言いながら、私がここに来るたびにいつも変わらない。 そして、金目と鯖と言われれば、やっぱり金目を選ぶ人が多いのではないだろうか。 そんなわけで、ここに来るといつも金目の煮付けばかり食べている。 と思っていたら、出てきたのは鯖だった。 いや、鯖のみりん干しが出てきたのではない。 鯖の煮付けが出てきたのだ。 店員が今日の魚を間違って覚えていたみたいだ。 ま、別に構わない。 そのまま食べることにした。 ところで、鯖の煮付けと言えば、普通は、というかほとんどの場合は味噌煮だろう。 けれども今日の鯖は、醤油ベースの煮付けだ。 初めて食べたどころか、見聞きするのも初めてだ。 とはいえ、なかなかに美味しい。 煮付けには豆腐がひとかけ付いている。 他に、茶碗蒸し、大根おろしを載せた鶏の竜田揚げが少々、切干大根、おざなりではない香の物、布海苔の味噌汁、ご飯。 これで1千円とはかなりコストパフォーマンスがいい。 食後に、本願寺にお参り。 満腹、満腹 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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