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今日は1日会社を休んで、熱海に出掛けた。 平日なので渋滞もなく、1時間半ほどで到着。 まずは腹ごしらえ。 連れたちがここ数日、魚料理や和食を存分に食べたと言うので、老舗の洋食屋スコットへ行ってみた。 噂には聞いていたが、銀座の洋食屋並みの価格だ。 しかし、観光地価格だと思えば納得もいく、と言ったらこの店に失礼かもしれない。 私の注文は、アジのマリネ、小海老とマカロニのグラタンとパン。 連れたちの、ビーフシチューとハンバーグも一口二口食べた。 驚くほどではないが、どれも美味しいし、ボリュームも意外とある。 ドミグラスソースもホワイトソースも、しっかりコクがありながら、濃すぎずしつこさがない。 微妙なところでバランスしていて、さすがは古くから名の通った店だと納得した。 これなら、このぐらいの価格でも十分に許せる。 お腹が膨らんだら、狭くてうねった急坂を上ってMOA美術館へ向かった。 ここに来るのは約20年ぶり3度目だ。 最初は社会人になった年に社員旅行で同僚たちと来た。 2度目は、その1、2年後に光琳の紅白梅図を観に、ふらりとひとりで訪れた。 それ以来だ。 今回は紅白梅図の展示時期に遅れたが、それでも国宝、重文がてんこ盛りで、ひと通り見終わるとかなり体力を消耗している。 それでも今日は庭に出なかったから、まだ疲れなかったほうだろう。 ここの美術館は庭も見所満載なのだが、展示室を抜けると窓の外は雪が降っていた。 ちらほらなんてものじゃなく、関東いやここは熱海だから中部としては「本格的」と呼んで良いだろう降り方だ。 坂を下りられなくなると困るので、そそくさと退却し、お宮の松と貫一お宮の像を横目で見ながら、帰路についた。 話は逸れるが、若い男が着物姿の女性を足蹴にしている場面が銅像になっているのだから、話を知らない人が見たら驚くだろうな。 実際イマドキの若者は金色夜叉などチンプンカンプンだろう。 帰りの真鶴道路は夏の土日ほどではないにしても、平日とは思えないぐらい渋滞していた。 雪で箱根方面の道路が通行止めになっているとラジオが言っていたので、そちらから車が流れたのかもしれない。 早めに引き上げて、正解だった。 それでも還りは往路の倍以上の時間がかかった。 満腹、満腹 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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