|
カテゴリ:カテゴリ未分類
最近、歳をとったなぁとつくづく思う。 というのも、夜になって日記を書こうとして、昼に何を食べたか思い出そうとしても、ちっとも思い出せないのだ。 このもどかしさの、なんと切ないことよ。 と、もがき苦しんで、ようやく思い出した。 今日のランチは歌舞伎そばだ。 歌舞伎座の入り口の横にいつもできていた行列の正体がこの店だったのは知っていたが、立ち食いそば屋に見えたので入ったことはなかった。 そして、歌舞伎座閉場に伴い、甘栗屋とともに店をたたみ、私が口にすることはないはずだった。 が、閉店を惜しむ声が多かったらしく、歌舞伎座の裏に小さな店を構えたのだ。 今日たまたま通りかかると行列がなかったので、入ってみた。 鰻の寝床の狭い店内は、カウンターが7か8席のみ。 老夫婦ふたりで切り盛りしているようだ。 かき揚げもりそばを注文すると、オヤジがそばをざるに盛り、かき揚げを一口サイズに割ってそばの上に並べた。 割る時に、リズムを取るように体を揺するのだが、全然リズミカルじゃない。 そんなことはどうでもよくて、とにかく食べてみよう。 まずは、かき揚げをそばつゆに軽く通して口に入れた。 痛っ! 硬くてギザギザの衣が上あごに突き刺さった。 サクサク感を出そうとしているのだろうけど、いくらなんでも硬すぎだ。 味はごく普通の立ち食いそば屋のレベル。 なぜあれほど行列ができていたのか、理解しかねる。 歌舞伎座ブランドの魔力だったのかな? 歌舞伎座の建て替えで魔法が解けたように思う。 満腹、満腹 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年06月19日 11時31分40秒
コメント(0) | コメントを書く |