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カテゴリ:昔話
今日のランチは、社外団体の月例会の弁当だった。 「今日はいつもと違うんですって」と隣の人が言った。 いつもは和食なのが今日は中華風だったのでその違いかと思ったら、「新しい業者が売り込みに来て、今回は試しに新しい業者の弁当にしてみたそうです」という。 ん?でも割り箸袋がいつも見るものだ。 私がそう言ったら、両側から「えっ、違うよね。いつもはこんな名前の店じゃない」とハモられた。 そんなはずはない。確かにこの割り箸袋は繰り返し見ている。 あぁ、そうか、居合の大会の時にいつも出てくるのがこの店の弁当だったかもしれない。 都大会でも700名以上、関東甲信越大会なら1200名余の弁当を手配しているから、相当の大手に違いない。 しかし、考えてみるとすごいな。1日に1ヶ所で1200食もの弁当を届けることができるのだから。 どこかに弁当の大工場があるに違いない。 そういえば、10年ほど前に浦和に暮らしていた時に、マンションの窓の斜め下が配達弁当屋だった。 土日は休みで、平日朝からフル稼働だったから、オフィス向けの宅配をしていたのだろう。 昼近くなると軽のワンボックスが並んで、次々と弁当の入った箱を積んで散っていくのだ。 配達のおばちゃんたちの喧騒はまだいい(そもそも平日なので、私にはあまり関係ない)。 問題は朝から立ち上る揚げ油の匂いだ。 この手の弁当はどうしたって揚げ物が入らないわけにはいかない。 昼の配達時に間に合わせるように、朝から揚げまくりだ。 こちらは朝起きて窓を開けて深呼吸しようとすると、揚げ油雰囲気の空気をたっぷり吸い込むことになる。 あれはつらかったなぁ。 社宅だったから場所選びの選択肢はなかったんだよな。 後からやって来た住民がこんなことを言っちゃいけないのかもしれないけど、住宅街の弁当工場は勘弁してほしい。 気分は、満腹、満腹 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年09月21日 20時47分35秒
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