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カテゴリ:昔話
2,3日前のニュースだったと思うが、カセットテープ・タイプのウォークマンの国内向け販売が終了になると報じられていた。 正直言って、まだ販売されていたことの方が驚きだ。 ウォークマン初号機が売り出されたのが1979年7月、私が15歳のときだ。 しかし、北海道まではなかなか北上してこなかったように思う。 実際には店で売られていたのかもしれないが、今のような家電量販店もあまりなかったし、そこで売られている商品の量だって今から見ればごく僅かで、中学生が目にすることはなかったのだろう。 友人が初めてウォークマンを手に入れたのは、それから2年ほど後だったように記憶している。 高校の修学旅行に一人だけ持ってきていて自慢気に見せびらかしていたし、私たちも興味津々だった。 自分が初めて手に入れたのは、就職してからだ。 学生時代は貧乏暮らしだったこともあるが、必要なかったのも事実だと思う。 普段はバイクで通学していたし、家から学校までは10分ぐらいしかかからない。 それが、就職してからは1時間ほど読書すらままならない満員電車で通勤するようになったため、通勤途中に音楽を聴いて自分の世界にこもるしかなかった。(あの頃に比べると、通勤電車はかなり快適になったように思う。) その頃には国内ではかなり普及が進んでいたけど、海外ではまだまだだったようだ。 就職した年にロンドンに遊びへ行ったとき、胸ポケットにウォークマンを入れたまま検査場を通過しようとして金属探知機に引っ掛かった。 胸ポケットから取り出して見せても、検査員に「それはなんだ?」と厳しい口調で質問された。 説明に苦労したけど、カセットテープを取り出して見せたりヘッドフォンから音を出して、ようやく納得してくれたみたいだった。 その後はCDウォークマンやMDプレイヤーを渡り歩いて(必ずしもソニー製品ばかりでもなかった)、今はネットワークウォークマンである。 が、iPod Touchを買ってからは、ちょっと悩んでいる。 私のiPod Touchは公衆無線LANサービスと組み合わせてスマートフォン的な使い方をしていて(通信面での制約はあるものの)、音楽プレイヤーとしては利用していない。 とはいえ、iPod Touchとネットワークウォークマンの両方を持ち歩くのも無駄な気がする。 携帯電話も私用と社用の2台持ちしているのに、これ以上携帯するガジェットを増やしたくはない。 ガジェットだけではない。 財布にカード入れに定期入れ。 鍵もジャラジャラたくさんある。 できるだけ身軽に、できれば手ぶらで街を歩きたいのに、どんどん持ち物が増えていく。 やれやれ 閑話休題 岩手県の物産展で買ってきた鰯の丸干しが実に美味しかった。 大きさは中ぐらいだったけど、丸々太っていて焼き始めるとすぐにジュウジュウと音が響くほど脂が乗っている。 塩加減も絶妙だ。 でも、鰯や鯖は食べた後も匂いが部屋にこもるのが困るんだよな。 満腹、満腹 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年11月06日 22時51分48秒
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