我食べる、故に我あり ～ 中国の故事 （嘘）

今日のランチは刀削麺園へ出掛けた。
夏の間は、店に着くまでに汗だくになり、マーラー麺を食べてさらに汗を止めどなく流出させ、会社に戻った頃にはぐちょぐちょになってしまうので、我慢していたのだ。
さすがに今の季節なら、そんなに汗もかかないだろう。

当然のごとくマーラー麺を食べるつもりだったのに、メニューを見たら今日のB定食が西安麻婆茄子であるのを知り、予定変更してしまった。
マーラー麺はいつでもあるが、定食は日替わり（週替わりだったかも）だから、食べたいと思ったその時に食べないと次にお目にかかる保証はない。

美味かった。
花椒の利いた四川風麻婆豆腐は珍しくなくなったが、花椒風味の麻婆茄子を食べたのは初めてかもしれない。
油をたっぷり吸った熱々の辛い茄子をハフハフ言いながら食べる幸せよ。

と美味に酔いしれているうちに汗が噴き出した。
気温に関係なく、最近は辛さに反応して汗が流れ出る体質になっている。

そして、出たのは汗だけでなく、腹も急に出たような気がする。
ベルトがきつくなったわけではないのだが、上半身の全面がやけに立体感を増したように感じられるのだ。
シャツも変な風によれて落ち着かない。

うーん、困った。
大盛りを食べたわけではないので、そんなに急に腹が飛び出すことはないとは思いつつも、午後しばらくは周りの視線が気になって仕方なかった。
実際は誰も私の腹など気にしちゃいないのだけどね。


満腹、満腹