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立冬 今日は午後から半日、居合の稽古だ。 今日の稽古場は我が家から1時間強、乗り継ぎがまずければ1時間半掛かる。 1時開始といいながら、おそらくは昼過ぎには大半がやってきているに違いない。 そういう人たちなのだ。 よって、正午前に稽古場の最寄り駅に着き、その辺で昼食を食べていくことにした。 改札を抜け、目の前の駅ビルに入ってキョロキョロしながら通路を歩いていたら、ガラスの向こうから満面の笑顔で手を振る人がいた。 いつもお世話になっている同門の先生だ。 素通りするわけにもいかずその店に入ったのだが、先生は食べ終わってちょうど店を出るところだった。 ま、これも縁だろうと、その店で食べることにした。 店の名は日高屋。 餃子の王将、幸楽苑と並ぶ中華チェーン御三家の一角だ(たぶん)。 中華御三家などと言ってみたが、王将はその昔1、2度入ったことがあるぐらい。 幸楽苑は、ラーメン好きを自称する人が、「上位にランクインする店じゃないけど、あの価格であの味が出せるのはすごい。大手故のなせる技。他の店では真似できない」と感嘆していたのを数年前に聞いたけど、未だに食べたことがない。 そして、日高屋も初めてだ。 別に、御三家を避けているつもりはない。 私の行動範囲にないだけだ。 注文は野菜たっぷりタンメンと餃子のセット。 まずは餃子を頬張ったら、あまりの熱さに慌てふためいてしまった。 羹に懲りてなんとやらではないが、しばしタンメンに専念することにした。 失礼ながら日高屋なんてとバカにしていたが、なかなかどうしてまっとうな味だ。 というより、タンメンと言われて私が想像する味から少しもはずれていない。 最近のラーメン屋は個性を強調するばかりに、いわゆるラーメンの味を忘れてしまっている気がする。 麺とスープと+αのトッピングで構成されるのがラーメンだとして、その構成の中で自由な表現があって良いと思うけど、変化球は直球が普通にあってこそ意味があるはずだ。 変化球ばかりの店が増える世の中にあって、こういうオーソドックスな直球派の店が流行るのは分かる気がする。 とはいえ、敢えて言えば、麺がもう少し太くて、香りにクセがなければ良い。 悪くないけど、改善の余地はまだまだありそうだ。 満腹、満腹 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年11月07日 22時52分42秒
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