我食べる、故に我あり ～ 中国の故事 （嘘）

寒いなぁ。
とはいえ、大雪に見舞われた地域の方々に比べたら、申し訳ないぐらいに穏やかな天候が続いている。
それに、この程度の寒さなど故郷の寒さから見れば、屁でもない。
…けど、もうあの寒さの中には戻れないだろう。
長年の都会暮らしで、すっかり軟弱になってしまった。

寒いときには、寒い地方の食べ物を食べよう。
というわけで、今日の昼は味噌ラーメンにした。

味噌スープには平麺を合わせた。
そこにチャーシューと茹で卵、それからルクエで蒸したモヤシなどの野菜を載せて、七味唐辛子を振った。
ホントはおろしニンニクもあると良いのだが、今日は切らしていた。

そういえば、先日、舟見坂で塩ラーメンを食べていたら、相席になった女性が塩ラーメンにたっぷりのおろしニンニクを入れて食べていた。
違うよ、間違っている。
おろしニンニクは味噌ラーメンに入れるものであって、塩ラーメンにはＮＧだ。
わかってないなぁ、スープが台無しじゃないか。

ま、自分が食べるわけじゃないから、どうでもいいのだけど。


満腹、満腹



オマケ

この週末から、ＪＲの奈良キャンペーンのテレビＣＭがやたらと目に付く。

新薬師寺の十二神将がフィーチャリングされている。

新薬師寺の十二神将はとても良い。
東大寺戒壇院の四天王像と共に、私にとって憧れの仏像である。

ただ、新薬師寺の十二神将は十一体までが国宝なのに、たった一体指定されていないのが私の干支の守り神である波夷羅大将である。
他が奈良時代の作であるのに、これだけが失われて昭和に作られた。

波夷羅大将のミニチュアのレプリカが我が家の玄関を守っている。