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たまたま点けたテレビで、「中国人は列に並ばない」という噂を検証していた。 結論から言えば、中国人だって並ぶ人もいれば並ばない人もいるという、ごく当たり前の話だ。 日本人だって、並ぶ人と並ばない人がいる。 さすがに朝の通勤時間帯の駅のホームやバス乗り場では、列に並ばずに乗車する人は殆どいない。 しかし、帰宅時のホームでは、列なんか関係なく電車が来ると横から割り込む人間が、老若男女問わずに何人かいる。 時には、平気で電車を待つ列の最前列に入ってくるのもいる。 背中を押してやりたくなるが、もちろん理性が働くからそんなことはしない。 築地本願寺に参拝した時に見た光景だ。 本堂で焼香をしようと並んでいたら、横から70歳前後とおぼしき男性が焼香台の前に立とうとした。 すると、その男の妻であろう女性が、「なにしてるの!列が見えないの」と叫びながら、男の背中を引っ張った。 それでも、ジジイは強気で「一例で焼香する必要なんてないだろ。横が空いてるんだから、いいんだよ」と言い返した。 奥方が怯まず、「皆さん並んでるでしょ。天罰が当たるわよ」と言うと、男は渋々と列の最後尾についた。 最後尾と言ったって、5、6人なんだけどね。 こういう輩は、なんのために参拝に来るのだろう? 話は戻って、最初のテレビ番組の話だ。 次の話題は、「中国人は謝らない」。 持ち上げると割れる皿を用意し、中国人留学生が一人になった時に持ち上げるよう誘導して、割れた直後にスタッフが入ってくる。 すると、サンプルとなった中国人留学生は全員が、「私じゃない。最初から割れていた」と言った。 確かに、謝らない。 中国文化に詳しい専門家によれば、「日本では正直に謝れば赦してもらえるが、中国では謝っても赦されない。自分の非を認めたら、すべての責任を負うことになるので、決して謝らない」と解説していた。 そういえば、17、8年前に北京を訪れた時のことだ。 土産物屋で手に取った品が箱の中から滑り落ち、一部が折れてしまった。 店員は買い取れと迫ったが、床はフカフカのカーペットだったから、私は「落としたのは私の不注意だが、こんな柔らかなカーペットの上に落ちて壊れるのはおかしい」と反論した。 それでも、店員は「落としたのはあなただ」と引かない。 結局、中国で騒ぎを起こすのは得策ではなかろうと判断し、別の商品を買うことと引き換えに壊れた品を半額で引き取った。 「私じゃない。最初から壊れていた」と言って決して譲らないのが中国の流儀だと知っていれば、安易な妥協などしなかったのに。 いや、争いを好まず、一両損になっても丸く収めることを選ぶのが、日本人の美徳だよな。 さて、本題だ。 今日の昼食は、サッポロ一番みそラーメン。 袋麺を食べることなど、今や滅多にないが、たまに懐かしさから食べたくなる。 味なんてどうでも良い。 ノスタルジーで食べるものだ。 いや、定番であり、水戸黄門と変わらぬ存在になっている。存在そのものが安心感を与えてくれる。 味はどうでも良いと言ったものの、麺はともかく、スープの完成度は高いと思う。 満腹、満腹 オマケ 年に1、2回、会社に研修で中国人の集団がやってくるのだか、困るのはたった一つだ。 トイレはキレイに使おうよ。 ま、20数年前にトランジットで立ち寄ったまだソ連時代のモスクワ空港のトイレも酷かった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年02月05日 21時38分02秒
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