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今朝は早い時間にすっきりと目が覚めた。 新聞を読んだり(iPod touchを使った日経と産経だけど)していたが、せっかくだからと起き出して散歩に出掛けた。 いやぁ歩いたね。 2時間ちょっと。 終いには腰が痛み出したし、何よりも腹が減った。 迷った挙句に、目に付いたそば屋に入った。 注文は天ぷらそばだ。 海老天が2本にほうれん草が少々、薄っぺらなかまぼこが1枚載った、ごくごく普通の天ぷらそばである。 味は可もなく不可もなく。 海老天を持ち上げたら、汁をたっぷり吸った衣の下3分の1ほどが折れてしまった。 折れた部分には海老は入っていない。衣だけだ。 でも、それでいい。 天ぷらそばの旨さは衣にあるのだから。 以前こんな話を読んだことがある。 あるそば屋にテレビのグルメ番組の取材クルーがやってきた。 「そば屋の華、海老天を揚げる場面を撮らせてもらっていいですか?」というリクエストに、店の主は「全然構わないよ」と応じた。 ところが、カメラを回し始めると間もなく、若いディレクターがストップをかけた。 「ご主人、もっと大きい海老はないんですか?衣で水増しするような揚げ方じゃ視聴者はがっかりします。衣の先まで詰まった大海老を視聴者は期待しているんです」 主は怒鳴った。 「馬鹿野郎!あんた、なんにも分かっちゃいないな。海老天そばを食べに来るお客さんや、海老を食べに来るんじゃねぇんだよ」 「私たちは海老天の評判を聞いて、この店に取材に来たんです。衣ばかり大きかったのでは、番組になりません」とディレクター。 「帰れ、帰れ!天ぷらそばの旨さも分からないで、グルメ番組なんて名乗るんじゃねぇ」 この主人が言いたかったのは、海老の香りが移り、なおかつそばつゆの出汁をたっぷり含んだ衣こそが天ぷらそばの旨さの源泉だと言いたかったのだ。 そりゃそうだ。 カツ丼だって同じである。 カツ丼で一番旨いのは、肉のエキスと煮汁の出汁をたっぷり含んでフヤフヤになった衣であるのは、間違いない。 だから、衣をたっぷり着せる海老天は、決して水増しではなく、正統派だ。 とはいえ、ころもだけでは寂しいのも事実なんだよな。 タヌキそばってよく分からない。 満腹、満腹 オマケ 名古屋の市長選の開票が行われ、辞任した前職が当選したようだ。 自分には関係のない自治体のことだから、とやかく言うこともないのだけど、報道で見る限りは、とても苦手なタイプの男だ。 会ってみれば違う印象を持たないとも言えないが、「品のない、えげつない男」というイメージだ。 なぜ、名古屋市民はあんな男を支持するのだろう。 私だったらあんな男に投票しない。 ま、よそ者の余計な口出しだけどね。 オマケ2 八百長問題で激震直撃の相撲協会。 大相撲がなくなることはなんとしてでも避けてもらいたいが、これまでの膿を出し切って出直さなければならないのは言うまでもない。 記者会見を見るたびに思うのは、放駒理事長の生真面目さだ。 前の武蔵川や北の湖みたいに、いかにも事なかれ主義で「臭いものには蓋」をする態度と違って、真摯に対応しようとしている様子が見て取れる。 不祥事がなければ、理事長などなることもなく、元大関としてそこそこの地位を得て、安泰な生活を送って人生を過ごせたに違いない。 つらいだろうけれど、あなたに期待するしかないのだ。 ガンバレ、魁傑! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年02月06日 21時57分11秒
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