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午前中にちょっとした用を済ませに駅の近くに出掛けたら、駅の構内を抜けたあたりで男の子の叫び声が聞こえた。 悲鳴ではなく、怒りのこもった絶叫だった。 声の方へ目を向けると、小学校高学年ぐらいとおぼしき男の子が、タリーズコーヒーの前でなおも叫びながら、持っていたトレイを投げつけた。 親子喧嘩か、何か気に入らないことがあってヒステリーを起こしたのか? 投げつけられたトレイは、タリーズの入口の前に立っていた男性に当たって散乱した。 その子の親かと思えばそうではなく、タリーズの店員だった。 店員は平静を装いながらも、憤懣やるかたない表情で、「二度と来ないでね」と決然と少年に言い放ったのだ。 男の子はなおも叫び続けていたが、何を言っているのかまるでわからない。 言葉にならない絶叫を続けるだけだ。 いったい何があったのだろうか? この子の親は近くにいないのだろうか? 小学生がひとりでタリーズに入るのはいかにも不自然だ。 しかし、トレイを持っていたのだから、連れがいないのであればこの子自身で注文をして品物を受け取ったのだろう。 その後にいったい何があったのだろう。 叫び続ける子供と憮然として立ちつくす店員。 用を済ませて再びタリーズの前を通りかかると、警察官が4、5人たむろしていて、女性警察官が先ほどの店員に話を聞きながらメモを取っていた。 子供の姿は見当たらない。 交番に連れていかれたのかもしれない。 それにしても、なんだったのだろう。 なんともすっきりしない気分だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年02月20日 20時54分35秒
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