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東京電力から計画停電が予告され、首都圏の鉄道網は混乱を極めた。 私も通常の通勤経路を諦めて、いくつかの路線を乗り継いで会社に向かったのだが、所要時間は普段の2.5倍を要した。 電車に乗ってしまえば順調なのだが、問題は乗り換えだ。 駅に入れない。 入場制限を受け、改札を目の前にして何十分も足止めを食らった。 それにしても、なにもこんな日に出勤しなくていいような連中が、あっちにもこっちにもいるのが腹立たしい。 電車の中で「ビジネスマンたるもの、こういう日にこそなんとしてでも出社するぞ」とはしゃいでいた若者3人組は、私から見れば幼い小僧だ。 こんな日に会社にいても、役に立つとは思えない。 私はあちこちの路線が止まっていることを知って、部下たちに「急を要する仕事がなければ、出社に及ばず」とメールを送った。 月曜日だから出社しなくては、なんて何にも考えていない連中が混乱に拍車をかけている。 せめても私の部下が社会機能の足を引っ張らないようにするのが、管理職の務めだ。 それと、もうひとつ。 政府や東京電力の情報開示を、野党や一部の報道機関が批判しているが、今はそんなことをしている場合ではない。 事態が収束した後に検証して反省するのは重要だが、いま現在進行形で誰も経験したことがなく、想像を超えた事態が次々と発生している中で、必死に対応している人たちを責めることが、いかに社会にとってマイナスか容易にわかるだろう。 実際、長年トラブルシューターの仕事を経験してきた私から見て(今回はトラブルシューティングではないけれど)、官房長官も東電の広報もよくやっている。 ま、トップの方々に関しては、ノーコメントとさせてもらうが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年03月14日 23時46分57秒
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